【活動報告】秋吉台でカルスト台地について学習しました

湧水の流れる川に自制する「ベニマダラ」を確認している様子

 あいにくの荒天の中でしたが、去る4月4日に山口県美祢市にある秋吉台及びその周辺でカルスト台地について会員向け学習会を行いました。
 最初は別府弁天池にて湧水と、それに伴うマスの養殖や普段あまり見ることのできない「ベニマダラ」という藻類の自生している様子を見学しました。


 その後、秋吉台科学博物館に移動して秋吉台の形成や生態系、植生について学習し、ニャンモナイトやパンモナイトといった珍種の化石(?)も見ることができました。
 昼食後は天候が回復してきたので長者原に移動して、冠山、北山、長者原を回り、石灰石や秋吉台について体感してもらいました。

山焼きの後だったこともあって非常に見晴らしが良かった。でもかなり寒かった!

 それから秋吉台エコミュージアムで鍾乳洞などのでき方や秋吉台の成り立ちを再確認した後、景清洞で実際に鍾乳洞に潜って学習会を終了しました。
 なかなか雨にたたられて思ったようなフィールドワークができていない現状ではありますが、さまざまな地形を見て確認し、考えることは重要だと思っていますので、今後も開催していきたいと考えています。
 今回ご参加下さった皆様に感謝します。

【活動報告】会員向け自然体験会を開催しました

 去る2月28日、島根県大田市の三瓶青少年交流の家で会員向けの自然体験会を開催しました。
 今回は三瓶青少年交流の家のコースをお借りして、ネイチャートレイリングとネイチャービンゴを体験してもらいました。

 少し肌寒い天気になってきたのでどうなるかと心配していたのですが、開始と同時に天候が回復し、参加した子ども達は走り回ってコースのクイズやビンゴカードに表示されたものを探して楽しそうに過ごしていました。
 コース終了後は、研修室で自分たちが見つけたものを教えてもらってみんなで共有しました。

発見したものをみんなで共有。同じコースを歩いているのに見つけたものが違っているのが面白い。

 2時間程度の内容でしたが、帰りには三瓶自然館も覗いて展示を見学し、それぞれに楽しんでくれていたようです。 益田市や鹿足郡にはこういった自然遊び体験できるコースの整備があまりなされていないので、今後こういった部分も開拓していったほうがいいのかなと感じました。
 参加してくれた子ども達及び保護者の方々、コースや資機材をお貸しいただいた三瓶青少年交流の家のスタッフの皆様に感謝いたします。

【活動報告】自然体験会を開催しました。

これは何の足跡だろう?

 去る1月9日、雪が降ったので、万葉公園において自然体験会を開催しました。
 思いつき開催だったため、一部の方に限定したものになってしまいましたが、万葉公園内にある動物の痕跡や植物観察などを行いました。
 が、気がついたら雪遊び大会に。
 広場では雪合戦。坂道ではうっすらと積もった雪を使ってそり遊び。こどもも大人も夢中で遊ぶひとときでした。

 防災の視点で見ると、雪で遊ぶことで雪の特性を知ることができます。
 それによって危険を避けることができるようになるといいなと思いながら、しっかりと雪遊びを楽しみました。
 いきなりの声かけにもかかわらず、快く集まり参加してくださった皆様にお礼申し上げます。