【活動報告】高津小学校防災クラブを開催しました

 去る2月17日、今年度最後となる高津小学校の防災クラブを開催しました。
 最後となる今回は、「避難所はいる? いらない?」について子ども達を「いる派」「いらない派」にわけて意見交換を行い、「なぜ避難所はいるのか?」「なぜ避難所はいらないのか?」について考えを深めてもらいました。
 こちらの想像以上に子ども達はまじめに検討をしてくれ、さまざまな面白い意見を出してもらうことができました。
 最後にスポンサーから提供いただいた、吉賀の里さんが作った缶パンを一つずつ配布し、おうちでも避難や家族の合流について話をしてもらうようにお願いをし、今年度の活動を無事終了することができました。
 今回参加してくれた子ども達が災害に出会ったとき、やった内容の何か一つでも思い出してもらえたらいいなと思います。
 参加してくれた子ども達、そしてさまざまな無理難題を引き受けてくださった担当の先生に精一杯の感謝をしております。
 本当にありがとうございました。

あなたの安全は誰が確保するのか

 あなたの安全はあなたが確保しなくては誰も助けてはくれません。
 そのために災害対策の知識を身につけ、さまざまな訓練も行っているわけですが、ここで一つ質問です。

質問
「あなたが所属している組織のBCP(事業継続化計画)では、発災時にあなたの安全は誰が確保することになっていますか?」

 実は、ここがはっきりしていないBCPはBCPと呼ぶには不完全です。
 BCP、業務継続化計画を策定する際に重要な要素の一つが人的資源の被害対策で、人が全く介在しない組織というものは存在しないので、そこに関わる人の被害対策はきちんと明記しておかなければなりません。
 ですが、なぜか多くのBCPはここが非常に曖昧になっています。
 また、定義していても業務中に限定されていることが殆どで、通勤・登校時まで決めているところはあまりありません。 
 さらに言えば、出社・登校時に出るべき場合、出ない場合の判断にまで言及しているところがどれくらいあるでしょうか。
 その部分がはっきりしていないため、発災後に通勤・登校時に被災した人がどう行動すべきなのかが判断できず、通常と同じ行動をとろうとしてしまって混乱が発生します。
 いきなりやってくる地震だけでなく、台風や大雨・洪水といった場合に公共交通機関が止まっても出社・登校しようとする人がたくさんいることは、防災の視点から見るとちょっと異常です。
 ではなぜ通常の行動をとろうとするのかを考えてみます。
 一言で言えば、「出社・登校しないことにより被る不利益が出社・登校することにより被る不利益を上回るから」。
 出社・登校しないことにより被る不利益は無断欠勤や欠席という目に見える形で自分に直接降りかかってきます。
 でも、出社・登校することにより被る不利益は社会全体に対する影響であって、自分への不利益は表面上感じません。
 そこで出社・登校するという行動に出てしまうのです。
 そして、出社・登校することによって生じた不利益は出社や登校を命じる人にはまったく悪影響がないということで、社会的な視点を持たない組織は平気で出社や登校を促し、出てこない人にはペナルティーをかけてしまうのです。
 ではどうするのか。
 あなたの安全はあなたが確保するのは大前提なので、その行動を会社や学校が認めればよいのです。
 同じ出勤・登校下の被災でも、いる状況や環境によって発生している内容はさまざまです。
 それを全部BCPで想定して決めるのはものすごい量になってナンセンスですし、出勤・登校する人もそんな内容は覚えられないし、第一見ません。
 BCPの人的資源に対する組織の被害対策は「通勤・登校時の被災時の安全確保については各個人が責任を持つ。組織はそれを最善の行動として認める」の一文を記載すれば済みます。
 そうすることによって、社会的な混乱を防ぐことができ、面倒くさいBCPも簡単になり、出勤・登校する人も安心して自分の安全確保をとることができるようになります。
 公共インフラを守る組織は非常時には出社して公共インフラを復旧・維持しなければならないのでやむを得ないとして。社会的に何の意味もないのに無理矢理出社・登校させようとする組織はあなたには興味がないと言っているのと同じですから、所属することに対して、ちょっと考えた方がいいかもしれませんね。

お部屋の安全対策を考える

 ここ最近、毎日日本のどこかで地震が続いていて、昨夜は福島のほうで大きな地震がありました。被災された方にはお見舞い申し上げます。
 大きな地震を体験していても、時間がたつと忘れていくのが人間の常ですが、これだけあちこちで地震が続いていると、いつあなたのお住いのところに大きな地震が襲ってきても不思議ではありません。
 週刊誌では首都直下型地震や東海東南海トラフ地震を取り上げてない月はないくらい煽っているわけですが、あなたのおうちの地震対策は大丈夫ですか。
 特に、普段寝ている部屋については、いつ地震に襲われてもケガをしないように対策を講じておく必要があります。

 棚やタンス、本棚の固定や万一倒れてきた場合に就寝スペースにのしかかってこない方向にしておくことなど、やっておいたほうが良いことはたくさんありますが、その中でも照明については優先的に意識をしておいてください。
 照明器具にはさまざまな形のものがありますが、揺れに対する安全性を考えると天井直付けのLED照明が一番安全です。

 天井直付けのLED照明は非常に軽量で飛散するものもありませんので、他のものにくらべるとかなり安全です。

よくある和風ペンダントの照明。傘がガラスのものもあって、結構重たい。

 ペンダントタイプの照明だと地震の際に一緒に揺れて天井などに当たり、場合によっては落下する危険性があります。蛍光灯タイプもLEDタイプも重たいものが多いので、当たってケガをする危険性がありますので、ペンダントタイプを使うのであれば、ピアノ線などで傘と天井をしっかりと固定しておくようにしてください。
 また、天付けであっても白熱球や蛍光灯の場合には割れたり折れたりしてガラスの破片が飛び散る可能性がありますので、飛散防止対策されたものを使うか、あるいはカバーなどの対策をとって落下物でけがをしないように対策しておきましょう。

直管型蛍光灯には飛散防止膜付きのものもある。

 地震の時には、部屋の中心が安全だとされていますが、部屋の真ん中の天井には、多くの場合照明が置かれていますので、お部屋の地震対策をするときには忘れずに押さえておきたいですね。

助ける人と助けられる人の違い

 災害が起きると、ほぼ全ての人が何らかの形で動揺すると思います。
 大きな音や悲鳴などが聞こえると、衝撃で動けなくなる人も出てくると思います。
 そんなとき、思ったように動けるようになる魔法の行動があります。
 それは「人に安心させる言葉をかけること」。
 誰もいない場合には自分に対してでも構いません。人に向けて、自分に向けて「大丈夫です」と声に出してみましょう。
 その一言でこころが一気に冷静さを取り戻すことができます。
 人というのは面白いもので、誰も自分のことを気にしていないと思うと自己防衛本能からか、命を守る行動を人よりも優先しようとしてパニックを起こしますが、人から自分の安否について心配されると、すっと落ち着くものです。
 パニックを防ぐためにも、あなたが落ち着くためにも、大きな声で「大丈夫です!」と声を出す。
 その一言で、あなたは助けられる人から助ける人へ変わることができます。

先生は子どものプロだけど・・・

 学校や学童保育、保育園、幼稚園など子どもを預かる施設で先生と呼ばれている人達は「子どものプロ」だと思われています。
 なので、子どもを預けても大丈夫と思われているわけですが、災害発生時には一つ問題が起こります。
 それは「子どものプロ」は「災害時に子どもを守るプロ」ではないことです。
 そのため、普段から意識していない場合には、災害が起きると思考停止して動けなくなったりします。
 でも、子どもを預けている側から見ると、「子どものプロ」=「災害時に子どもを守るプロ」という認識になっているので、先生が子どもを守ってくれていると考えてしまうことが殆どです。
 そして、困ったことに先生方も同じ勘違いをしています。
 「子どものプロ=災害時に子どもを守るプロ」と考えてしまうので、誤った判断をしていても子どもを意見に従わせようとしてしまうことも起こります。
 東日本大震災では、子どもの判断を阻止した結果、命を失ってしまうことも起きてしまいました。
 災害対策は「重要だが緊急性は低い」という場所に位置づけられていることが多いので、普段から忙しい先生方にとっては
 「やらなければいけないがやりたくないもの」によく分類されています。
 また、一度作ったら手直しされないままということもよくあります。ところによっては「作ったけどどこにしまった?」という感じのところもあります。パソコンの中にデータとしてのみ存在しているのでは、発災時にとっさに使うことができず、まったく役には立ちません。
 発災時には、非常事態の対応の訓練をしている人でない限り、基本的には頭の中が真っ白になると考えて間違いありません。その真っ白な頭でも見たらすぐに行動に移せるように準備しておくのが防災計画です。
 先生方が「子どものプロ=災害時に子どもを守るプロ」になれるように、防災計画をしっかりと整備しておきたいですね。

新型コロナだけじゃないウイルス対策

 新型コロナウイルス感染症対策で世の中は大騒ぎしていますが、通常の下痢嘔吐の風邪も流行ってきているようです。
 どうもアルコール消毒万能主義みたいな感じで、アルコール消毒さえしていれば大丈夫と勘違いされている向きも多いようですが、ウイルス対策の基本は石けんでの手洗いと充分な流水での洗浄です。
 それができていないと、アルコール耐性のあるウイルス対策はできていないということになり、違う風邪が流行るということになります。
 下痢嘔吐を引き起こすノロウイルスにはアルコール耐性を持ったものもいるようで、新型コロナウイルス感染症が流行る以前は「ノロウイルスはハイターなどの塩素系漂白剤で消毒する」ということがいわれていましたが、「しっかりとした手洗い=アルコール消毒」になってしまっていることで、ノロウイルスが流行するかもしれません。
 だじゃれになりますが、「吐いたらハイターで消毒」と覚えておいてくださいね。
 ちなみに、ハイターには塩素系漂白剤のハイターと、酸素系漂白剤のワイドハイターがあるので、表示をきちんと見て「塩素系漂白剤」の方を使ってください。
 また、ハイターでなくても塩素系漂白剤であればしっかりと消毒できますので、誤解のないようにお願いします。
消毒液の作り方は以下のとおりですが、保管期間が長いと作り方どおりに作っても充分な濃度になっていない可能性がありますのでご注意ください。


花王さんのウェブサイトではそのあたりもふまえた花王の塩素系漂白剤での消毒液の作り方が出ていますので、そちらも参考にしていただければと思います。

塩素系漂白剤で消毒液を作る方法(花王のウェブサイトへ移動します)

BCPとタイムライン

 防災関係で最近よく耳にするようになった言葉に、「BCP」と「タイムライン」があります。
 どちらも災害に備えて作っておくものですが、中身は少し違っています。
 今回はBCPとタイムラインの違いについて考えてみたいと思います。

1.BCPとは?

 BCPはBusiness Continue Planの略で、日本語では事業継続化計画と言われるものです。
 難しい言葉ですが、その内容をわかりやすくすると「災害前にどのように被害を防ぐか」「災害発生時にいかに被害を減らせるか」「災害後にいかに速やかに被害前の状況に戻せるか」の三つを決めておくということです。
 一例をあげてみます。
 まず、地震に対する被害を防ぐ方法として「タンスを固定する」行動をしたとします。
 その結果、地震発生時にタンスが倒れるという被害を防ぐことができ、もしかするとタンスのある空間にいたかもしれない人も助かりました。
 タンスが倒れるという被害を防げたことから、けが人を防ぐことができ、散乱したタンスの中身を迅速に部屋の中のお片付けができるようになった。
 こんなイメージでいいと思います。
 一つ一つ被害が起きそうな原因を特定して対策をし、その災害で受ける影響を可能な限り低減するのが目的なので、施設や人員の追加や移動などがあった場合には必ず見直しが入るものです。

2.タイムラインとは?

 タイムラインとは、日本語では行動計画と言われるものです。
 災害に関していえば、災害が発生したときに命を守るための行動とその行動を起こすための鍵を決めておくことです。
 一例をあげてみます。
 大雨で災害が起きそうな状況になっているとき、レベル3「避難準備・高齢者避難情報」が発表され、近くの高台の避難所へ避難したと考えてください。
 この場合、命を守るための行動が「近くの高台の避難所へ避難する」ことで、その行動を起こすための鍵が「レベル3発表」ということになります。
 タイムラインを作るときには避難情報の中にある「住民が取るべき行動」が参考になりますので、それを参考にすると作りやすいです。
 一度作った後、実際に避難行動をしてみて内容を変更していきます。大きな変更はないかもしれませんが、見える場所に貼っておくなど常に意識できる状況を作っておくことが重要です。

3.BCPとタイムラインの違い

 タイムラインはBCPの中の一部、「災害発生時に人的な被害をいかに減らすか」という部分だけを切り出しているものだと考えるといいと思います。
 当研究所では、避難計画についてのご相談をいただくと、まずタイムラインを作るようにお勧めしています。これはタイムラインができればそれに合わせる形でBCPを作ることが可能だからです。
 BCPではいかに被害を防ぐか、被害を低減させるか、そして被害前の状況に戻せるかということまで検討しないといけませんが、タイムラインはシンプルに「命を守るための行動計画」を考えればいいので、取っつきやすいと思います。
 タイムラインができてから、その前後の被害の防止、物的被害の低減、被害からの復旧について決めておくとBCPも作りやすいです。
 また、タイムラインは災害種別毎に作った方がいいのですが、とりあえず一つ作ってみることでどのように作ったらいいのかがわかります。そして、タイムラインは居る場所によっても異なってきますので、例えばおうちにいるときだけでなく職場や学校にいるときにはどうするかということも決めておくとよいと思います。

 いかがでしょうか。BCPとタイムラインは似て異なるものですが、どちらも作っておいた方がよいものです。
 施設や学校ではBCPは必ず作らなければいけないものとなっていますが、中身を見ると本当にそれができるのかと首をかしげるようなものや、「誰が決定する」としか書いておらず、その決定者が不在の場合には決められないような不完全なものが多いです。
 BCPにしてもタイムラインにしても誰もが見て同じ行動ができるようにまで具体化しておかないと意味がありません。
 そのことを念頭において、まずはタイムラインから作成してみてください。
 なお、当研究所でも作成のお手伝いはしておりますので、何から手をつけたらいいのか悩んでいたり具体化についてうまくいかないなど、何かありましたら一度お問い合わせいただければと思います。

災害対策は適材適所で考える

 個人だと全部を自分でしなければ誰もやってくれませんが、施設や自治会、団体になるとそれなりに人がいますので、業務を分担すると言うことが可能です。
 災害対策にとって分業できるというのは非常に大切なことなのですが、分業するに当たっては担当する業務の向き不向きをしっかりと確認した上で割り当ててみてはいかがでしょうか。
 というのも、往々にして「この役職はこの仕事」とか、「新人はこれ」などといった通常業務と同じような割り当てをしてしまいがちなのですが、災害対策は平常業務と違って優先度が割と低くなる傾向のある業務ですので、やる気のない人に当たってしまうと全く何も備えのない状態で災害を迎えることになってしまうことが多いからです。
 そこで、業務を整理して誰がどれをやりたいのかについて募集を行い、希望した人にやってもらってはいかがでしょうか。もちろん全体の動きは全員がある程度把握していないとうまく動けませんが、全員が同じことができるよりは、得意な人が得意なことをやるほうが楽しいし効率的です。
 お互いの得手不得手や好きなこと嫌いなことなどをオープンに話し合って決めていくことで、それぞれに納得感が生まれるのではないかと思います。
 特定の人に仕事が偏らないように割り振る仕事は肩書きのある方達にやっていただくことにはなりますが、備えなくてはいけないことなので好きな人に段取りをしてもらうのが一番だと思います。
 災害対策を通常業務の一つとして位置づけ、業務時間の中で予算をもらってきちんと対策をすることが、その施設や自治会、団体にとって非常にメリットが大きいのではないでしょうか。もちろん当研究所もご相談があれば、できる範囲にはなりますがお手伝いさせていただこうと思っています。
 コロナ禍で業務が落ち着かない現在だからこそ、新しい年になった今だからこそ、一度考えてみて欲しいと思います。

地図を使いこなす力をつける

防災マップ作りの一コマ。地図作りは地味な作業になってしまうので、飽きてしまう子どもが多い。うまく乗せられていないのが当研究所の現在の課題。

 地図を使いこなす力といっても、別に方位磁針を持ってオリエンテーリングをやってくださいという話ではありません。
 防災では、まず最初に防災マップという地図を作るところから始めます。
 危険な場所、安全なところ、役に経つものなどを区分けして色づけし、どこをどのようにすれば安全が確保できるかという作業なのですが、この地図が出来上がったらそれで終わりというケースがとても多いです。
 当研究所でも年に1回防災マップ作りをしているのですが、やはり完成して終わりになっているのが現状です。
 本当はこの地図を使って危険な場所の危険度を下げ、安全な場所は安全であることを確保し、役にたつものはきちんと使い方をマスターしておくといった作業が必要となります。
 これが本来の地図を使いこなす力ではないかと思います。
 日本損害保険協会様が主催している「ぼうさい探検隊マップコンクール」の応募用紙では、実はこの部分もきちんと記載するようになっていて、実施してできた地図をどのように地域に落とすのか、応募する際に頭を悩ましている部分でもあります。
 防災マップは作成して終わるのではなく、それをいかに地域の安全に反映させていくかという作業が、地味ですが非常に重要な内容です。
 当研究所でも地図の作成と出来上がったものを地域にどうやって波及させていくのかというところで試行錯誤しているところですが、この作業を確実に行うことが地域の安全を守る上での大きな鍵になる気がしています。

【活動報告】第4回高津小学校防災クラブを開催しました

 去る12月2日、高津小学校のクラブ活動の一つとして採用していただいた防災クラブの第4回目を行いました。
 今回は前回選んだけれどできなかった校内安全点検とビニール袋で防寒着作りの2種類の内容を同時に開催することにしてみました。

どちらを選ぶのかも楽しいひととき。今回はどちらを選んでもできるので、みんな張り切っています。

 当研究所初の講師二人体制での実施でしたが、子ども達はそれぞれに楽しんで作業をしてくれ、怪我もなく無事に終了することができました。

校内点検の一コマ。ロッカーや本棚が固定されているかどうかもチェックしてました。

 校内安全点検では、限られた時間でしたが校内を見て回り、安全な場所危険な場所の点検をして地図を作成してくれました。

集めた情報を元にして地図に落とし込んでいきます。手際よく進めていきます。
防寒着作り。試行錯誤しながら自分だけのオリジナルな防寒着を作っていく。

 防寒着作りでは、ビニール袋を利用した防寒着をそれぞれの発想で自由に作ってもらい、実際に着てみて「暖かいね」という感想をもらい、最後は記念写真をそれぞれに撮ってみました。

腕が出ないことや腕が寒いという話になって、袖をつけて服のように仕上げる人も出てきた。

 限られた時間ですが、さまざまな体験をすることによって子ども達が自分たちでもできることをたくさん見つけ、実際に行動することで子ども達も大人達も防災意識を高めていくことができるといいなと思っています。
 今回参加してくれた子ども達、そして担当の先生にお礼申し上げます。